学科の学びsubject
人と動物と環境の共生を目指し、汚染物質の分析から動植物の生態系の保全まで環境を広く学ぶ
多様な講義・実習・フィールドワークを通して、気候、水、土壌、動植物、生態系などの現状を正確に把握し、現在の環境課題を解決できる視点・技術を修得するとともに、未来の環境課題を予測できる力を身につけます。
環境科学科ではこれが学べます
1年次
環境問題の把握と専門知識への導入
地球環境科学や環境生態学などの科目により環境問題の全体像把握します。また、実験の基礎技術やフィールドワークの安全管理を習得します。
主な科目
〇基礎化学 〇基礎生物学 〇環境生態学 〇SDGsと未来共生科学 〇基礎統計学・同演習 〇地球環境科学
◇基礎生物学実習 ◇基礎化学実習 ◇衛生動物学・同実習 ◇フィールドワーク入門
2年次
環境問題の解決や環境保全に必要な専門知識の習得
水環境や大気環境に関わる専門科目を学びます。また、環境衛生学や水質衛生学、機器分析学同実習、環境フィールドスタディなどの科目で、環境問題の解決や環境保全に必要な専門知識と実験技術を段階的に習得します。
主な科目
〇水環境学 〇大気環境学 〇分析化学 〇環境植物学 〇環境衛生学 〇水質衛生学
◇微生物学実習 ◇機器分析学同実習 ◇分子細胞生物学同実習 ◇環境フィールドスタディ
3年次
持続可能な環境を実現する実践的技術の習得
水処理や環境分析、箱根や島根県でのフィールドワークなど、より実践的な授業や実習となります。また、研究室に配属して卒業研究に向けた専門知識と実験技術を身に付けます。
主な科目
〇上水処理工学 〇廃棄物リサイクル論 〇環境・病原微生物学 〇環境計量分析学 〇環境リスク学同演習 〇生物多様性フィールドワーク演習 〇環境データサイエンス演習
◇環境計量分析学実習 ◇水処理工学実習 ◇環境毒性学実習
4年次
持続可能な環境の実現に必要な能動的思考と課題解決力の獲得
3年次までの学びを活用して卒業研究・課題研究に取り組みます。卒業研究や課題研究では、専門領域の研究・技術開発を行います。
主な科目
〇資源エネルギー環境論 〇環境経済学 〇生命倫理学
◇卒業研究 ◇課題研究I、II ◇環境計量学・同演習
幅広く学べることが最大の強み
松本詩音さん
私は幼い頃から自然と触れ合うことが多く、自然が大好きです。その大好きな自然を守りたいと思い、環境科学科を受験しました。麻布大学は他の大学に比べ少人数での授業の為、より集中して学ぶ事ができます。実習は水や土壌、大気、生物など幅広く、自分で実際にサンプリングをし分析できることがとても面白いです。まだ将来やりたいことが決まっていなくても、必ず”面白い”と思えるものが授業や実習を通して見つかると思います
自分自身と向き合えた場所
吉田英利佳さん
以前から興味を持っていた、生物に関わる環境問題への知識を深めるため、環境科学科へ進学しました。学部3年生から所属した研究室活動においては、実験や解剖といったラボワークと、野外においての調査活動を通して、自分自身の長所や短所と深く向きあうチャンスを得ることができました。春からは大学院の修士課程へ進学しますが、更なる成長のため、日々研究活動に励みたいと考えています。
これまでで最も充実した4年間に
宇都宮俊星さん
大学生活で良かったことは、人間として成長して、自分自身を好きになったことです。授業、サークル、研究室など様々な人との関りを通して、中学高校とは違う充実した時間を過ごすことができました。麻布大学では勉学はもちろん、時間やお金の使い方、自分自身と将来など、沢山のことを学べます。これから入学する方は不安や苦労もあるとは思いますが、楽しく充実した大学生活が待っています。皆さんが笑顔で入学できることを心よりお祈りしています。
企業とのプロジェクトで、
授業だけでは得られない経験を
平井悠誠さん
深刻化している海洋ゴミの問題に少しでも貢献したいと思い、大学と企業との脱・使い捨てに向けたプロジェクトに参加しています。「未来の地球環境を良くしたい!」と、同じ考えをもった企業の方々とのディスカッションやイベント運営はとても楽しく、学生では思いつかないような企業側の考えやアプローチを聞ける貴重な場になります。大学に入ったら、課外活動に積極的に参加し、大学内だけでは経験できない社会との繋がりを体験してみて下さい。