12月下旬、冬休みに入って静けさの広がるキャンパスで、スイセンのつぼみが膨らんでいるのを発見!冬休み中にも週1〜2回で生物季節観測を続けたところ、八重咲きは1月6日に、一重咲きは1月12日に開花を観測しました。一重咲きのスイセンの観測結果は国立環境研究所に提出して、全国の生物季節モニタリング調査員調査のデータベースに登録されます。
少しずつ春の気配を感じ始めるこの季節、ウメのつぼみが膨らんできています。まもなく開花を迎え、ウグイスの初鳴き、サクラの開花、と春本番へ季節が進んでいきます。
生物季節観測データは、麻布大学実習DXプロジェクトのGIS(地理情報システム)アプリによるデジタルマッピングのテストデータとしても使われています。時にはGISスタッフメンバーや野鳥研究会のメンバーも参加して、植物、鳥、昆虫などの生物季節の観測を行なっています。
2022年3月25日プレスリリース:麻布大学、国立環境研究所と生物季節観測について共同研究を開始 〜キャンパスでサクラの開花などを観測、全国モニタリングに参加〜
(特任助教 高田久美子)