生命・環境科学部「環境科学科」

環境は今が一番面白い

1月にスイセンの開花を観測しました

 12月下旬、冬休みに入って静けさの広がるキャンパスで、スイセンのつぼみが膨らんでいるのを発見!冬休み中にも週1〜2回で生物季節観測を続けたところ、八重咲きは1月6日に、一重咲きは1月12日に開花を観測しました。一重咲きのスイセンの観測結果は国立環境研究所に提出して、全国の生物季節モニタリング調査員調査のデータベースに登録されます。

1月12日に開花したスイセン(1月17日撮影)

1月6日に開花したヤエザキスイセン(1月9日撮影)

 少しずつ春の気配を感じ始めるこの季節、ウメのつぼみが膨らんできています。まもなく開花を迎え、ウグイスの初鳴き、サクラの開花、と春本番へ季節が進んでいきます。

 生物季節観測データは、麻布大学実習DXプロジェクトのGIS(地理情報システム)アプリによるデジタルマッピングのテストデータとしても使われています。時にはGISスタッフメンバーや野鳥研究会のメンバーも参加して、植物、鳥、昆虫などの生物季節の観測を行なっています。

ブンゴウメのつぼみ(2月14日撮影)
GISマッピングメンバーと観測(12月15日撮影)

2022年3月25日プレスリリース:麻布大学、国立環境研究所と生物季節観測について共同研究を開始 〜キャンパスでサクラの開花などを観測、全国モニタリングに参加〜

(特任助教 高田久美子)